『食ものがたり』
著:彩陽(いろは)
食文化から広がるファンタジーの世界。そこには、たくさんの人の想いがある!
ふと本を手にとったときに、あなたの冒険の旅がはじまります。「さぁ、食べものの旅に出かけませんか?」小学校高学年から、大人のかたにお楽しみいただける一冊です。
はらぺこ王女と、ライオンと小鳥が、食べものをめぐる冒険の旅に出るー
主人公のリコちゃんは「おもてなしの国」の王女様。
ひょんなことから冒険の旅に出ることになる。
ライオン、小鳥と一緒にさまざまな国でさまざまな人や生き物と出合い「食」を通じてひとつずつ大切なことに気づく。
食べるとは。命とは。そして生きることの本質とは。
そしてリコちゃんを待ち受ける運命とは。
「食」のエキスパート、彩陽(いろは)によるファンタジーノベル。
発売日:2017/12/1 出版社:SUGAO サイズ:20×13.8×1.9センチ
¥1,650
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ご希望がありましたら、本に”彩陽”のサインをお入れいたします。
備考欄に「○○さんへ」という宛名のお名前をお書きください。
たいせつに受け継がれてきた日本の食文化を、こどもたちと一緒にかんがえていきたい。
食べることの意味
家族の食べもののなかで話し合ってみよう。
おいしいと感じるこころ
「今日食べたご飯は、どんな味だったかな?」
おいしいと感じることが、いちばんのご馳走なんだ!
食べられることへの感謝
いろいろな国の人たちは
「どんなごはんを食べているのだろう?」
お互いをもっと知りたい。仲良くなりたい。
ご馳走のかぼちゃのスープ
<材料4人分>
かぼちゃ 1/4個(皮をむいて400g)
玉ねぎ 1/4個(50g)
人参 5cm(25g)
牛乳 100cc
生クリーム 100cc
バター25g
コンソメキューブ 1個
食ものがたりの本の第9章、病の国で作っているかぼちゃのスープ。
体とこころが元気になるご馳走のスープレシピです。
材料をそろえて、ゆったりした気持ちで作ってください。大切な人に、あなたの想いが届きますように。
●下準備
かぼちゃは種をとりラップをしてレンジで5分加熱します。玉ねぎ、人参は薄切り、かぼちゃは、皮をむいて1㎝の薄切りにします。
●つくり方
①鍋にバターを入れ玉ねぎ、人参を2分間炒めます。玉ねぎのクセを炒めて飛ばしてから、かぼちゃをいれます。
②かぼちゃを入れて5分間炒め、甘みを引き出します。
③鍋に、水500cc、コンソメキューブを入れて、沸騰したら弱火で10分コトコトと煮ます。
④火を止めてブレンダーでペースト状にして、牛乳100cc生クリーム100ccを入れて、軽く混ぜてひと煮立ちしたら、塩で味を整えます。
●コツ
・お鍋は、底に厚みがあるものやテフロン加工のものがお勧めです。
・ブレンダーがない場合は、目の細かいザルですりつぶせます。
・スープは、ひと晩置くと、より一層に美味しくなります。
昆布締め
<材料2人分>
鯛の薄切り 100g
羅臼昆布 2枚 (10㎝×15㎝)
食ものがたりの本の第3章海の国で作っている昆布締め。
お刺身を日持ちさせることができて、保存することで一層おいしくなります。
主人公リコちゃんが、ばあばから教わっていた料理を披露しています。ぜひ作ってみてください。
●つくり方
①キッチンペーパーに日本酒を含ませて、昆布の表面をさっと拭きます。
②昆布の上に一切れずつ重ならないように、鯛を並べて、上にもう一枚の昆布をのせて、鯛を挟みます。
③ラップでぴっちりと包み冷蔵庫にいれて、上にバットをのせて重しをします。
④3時間以上おくと味がしみます。
●コツ
・重しは、お豆腐1丁300gほどの重さです。
・保存しながら美味しくなる昆布締め。極上の味わいです。
・ひと晩置くと、より一層に美味しくなります。